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旅に出るということ

アートと落書きの違いは何か。

僕は絵を描くことは好きだけど、それは決してアートではない。あくまで落書きを描いている。

コンセプトがあるかないか、その違いがアートと落書きの線引き。

もう5年も前になるけれど、バックパックで北米を旅した時、ある人からそう教わった。20131127-012436.jpg

カナダのソルトスプリング島で出会った芸術家夫婦。ふわっとした木の匂いが印象的なその家はインテリアデザイナーである旦那さんのお手製。離れにあるアトリエには前衛芸術家の奥さんの絵画がビッシリと並んでいた。

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20131127-012202.jpgドライフルーツがたっぷり入ったスタッフドバケットをつまみながら、旅先で描いた絵を見てもらい、好きなアーティストは誰で、あーだこーだ、とペチャクチャ…。

帰る頃にはもう夕方で、どれくらい居座ったか忘れたけど、とても濃い時間を過ごすことが出来た。

旅はいつも新しい発見をくれる。
なんとなく成長した気分になれる。

今はなかなか遠出は出来ないけれど、休みさえあればスケッチブック片手に小さな旅に出ている。

20131127-013444.jpg人生は旅だと言うけれど、そうなのかもなと最近思う。家のドアを開けたら、いつだって旅の始まり。そう考えると、なんにもない毎日でも楽しく思える。

紙とペン

僕には七つ上の兄貴が居る。その兄貴の描く絵がそれはもう上手かった。

小学生の頃、よくアレ描いて!コレ描いて!とせがんでイラストを描いてもらった。ドラゴンボールやらキン肉マンやら…真っ白な紙にササーッと描いてくれて。

紙とペンだけでこんなに人をワクワクさせられるんだ、と絵の持つパワーを感じたのはその時。

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西表島という田舎の田舎で生まれたから、娯楽なんて言えば釣りや川遊びくらい。

当時世間はポケモンブームだったけど、シダ植物生い茂るジャングル、またはスタンドバイミーに出てくるような沼地のなか、僕らは『地で』モンスターを追いかけてた…ヤシガニやらガサミやら、イノシシやら…きっとピカチュウよか強い。

20131126-011329.jpg家に帰れば、ゲームなんて無かったから、やっぱり紙とペン。

紙とペンさえあれば、無敵だった。
今すぐロケットを月に飛ばすこともできたし、プロ野球選手になることもできた。イメージさえあれば、紙の上に無限の世界を創ることができる。

宿題もろくにせず、絵だけ描いていた小学生。今考えるとちょっとネクラだったかもしれない。

今も絵を描く時はワクワクしている。
同じように、僕の絵を見てくれた人がワクワクしてくれたなら、それはホントに幸せなコト。

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today’s my favorite song….hoppipolla

2300

こんにちは。Dansonです。

まず、はじめにこのサイトを作ってくれたASHIBI DESIGN 佐敷さんに感謝!
ありがとうございます。

これからこのDanson’s Graffitiを通して、僕のアートワーク、イベント情報はもちろん、日々気になったモノ•コトを紹介していきたいと思います。ちょくちょく更新していくので、よろしくお願いします。

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『2300』

さて、これは僕が生まれ育った西表島の全島民数。島の九割が森、年柄年中青々生い茂る亜熱帯雨林。
島にはコンビニなんてなくて、21時にもなればスーパーは閉まってお役御免。本屋もレコード屋もない。なにもない。あるのはガラパゴスな大自然だけ。

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それでも都会にはないヒトとヒトの繋がりがある。

強くて、あったかくって…帰る度に『あぁ、ここが俺の故郷だ』と、改めて胸を張ることができる。

小さな島で生まれて、沖縄というイロマンチャー(多様)なカルチャーのなか育ったからこそ、見える世界がある。創りたいモノがある。

暮らす場所は変われど、2300 という数字はいつまでも身体の真ん中にあって…

今の自分に何ができるか、まだまだ分からないけれど。いつか、 故郷に還元できるような人間になりたい。

…と、この頃強く思うわけです。

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